子どもの結婚式で着る黒留袖!選び方とおしゃれな着こなし術

子どもの結婚式で初めて黒留袖を着るという方が多いのではないでしょうか?普段着る機会が少ない方にとっては、どういったものが結婚式に相応しいのか、失礼にならないのか分からず、不安な気持ちになることもありますよね。

新郎新婦の母という立場を意識した黒留袖の選び方と着こなし術についてご紹介します♪子どもの大切な結婚式で失敗だけは避けたい、上品かつオシャレな黒留袖の着こなしがしたいという方、ぜひ参考にして頂ければと思います!

黒留袖の「家紋」って絶対に必要?

黒留袖の「家紋」って絶対に必要?

 黒留袖は、既婚女性が着用する礼装の中で最も格式が高い装いです。その最高峰の着物を着ることにより、結婚式の招待客に対して「最高の感謝の気持ちをこめて」お迎えするという意味合いがあります。

結婚式で新郎新婦の母が着る黒留袖は、五つの家紋が入ったものを選ぶことが基本となります。

しかし、そもそも自分の家の紋が何か知らないという方も少なくありません。また、家紋は知っているけれど、レンタルした黒留袖では対応できないのかと不安になるかもしれません。

そういった不安を解消するためにも、家紋には「通紋」とよばれる誰でも自由に使える紋があります。家紋について不安がある方は、通紋の黒留袖を選ぶと良いでしょう♪

黒留袖の柄はどんなものが相応しい?

黒留袖の柄はどんなものが相応しい?

黒留袖の柄はとても多くの種類があります。また同じ種類の柄であっても、その位置や面積などによって、印象はガラリと変わります。新郎新婦の母だから、これを選ばなければいけないといった決まりはありませんが、場に相応しいとされる柄はある程度決められています。

結婚式におすすめの柄は、「鶴」「亀」「鳳凰」「松竹梅」です。これらの柄は、慶びを意味するものであり、昔から結婚式で好まれて選ばれる人気の柄です。

柄が決まったあと、もうひとつ選ぶ際のポイントがあります。それは柄が入っている位置です。

黒留袖の裾模様の面積が小さく、模様が裾に近く低い位置に入っているものは、一般的に年配の方に向いています。柄が少なく、黒地がすっきりと引き立ち、格調高い落ち着いた印象を与えてくれますよ。

一方、膝上までの広範囲に柄の入っているものは、若い方に向いています。柄の美しさが華やかな印象を与えてくれます。色味が淡いものを選ぶと、よりかわいらしさが演出できます。

現在は、基本的な黒留袖の選び方を参考に、少し個性を活かした着こなしも多くなってきています。お母様にとっても子どもの結婚式はとても大切な場です。派手になりすぎず、オシャレに黒留袖を着こなしましょう♪

黒留袖のオシャレな着こなし方とは?

黒留袖のオシャレな着こなし方とは?

結婚式での黒留袖の基本的な柄の選び方を踏まえた上で、オシャレな着こなしをしていきましょう。

少し前までは、黒留袖は誰もがみな同じ着こなしになることが多かったのですが、今は個性を出して、古典的な雰囲気の中にモダンな要素を取り入れる着こなしをされる方も増えています。

着こなしに差がつくのは帯です!結婚式で着る黒留袖には、格調高い袋帯を合わせます。金や銀、白などの糸を使ったものになります。昔からの伝統を重んじる場合は、金や白をベースとした花柄など控えめなものを選ぶと良いでしょう。

古典的な柄は、品のあるオシャレさを楽しむことができます♪ 伝統を重んじながらも現代的なオシャレを楽しみたい方は、金をベースとした市松模様などをアレンジしたモダンな柄を選ぶと個性的な着こなしとなります♪

最後にひとつ、帯選びで注意するポイントがあります。黒留袖には黒や濃い色の帯は合わせません。

個性的といっても、最低限の伝統的なルールは守りましょう!

バッグや草履は何でもいいの?

バッグや草履は何でもいいの?

結婚式でバッグを持ち歩くということは少ないのですが、準備は必要です。もちろん、足元の草履も必要ですよね。黒留袖と帯を素敵にコーディネートしても、バッグや草履が結婚式に相応しくないものであれば、オシャレな着こなしとはいえませんよね!

バッグは基本的に、着物に合わせた礼装用のものを選びます。色は帯と同じように、金や銀、白を基調としたもので、刺繍が施してあるものが良いでしょう。その他にも、エナメルなどの上質な光沢を活かしたものでも大丈夫です。ただ、殺生をイメージさせる革製のものは避けましょう。

草履はバッグとコーディネートされているものが多く、バッグと同じ雰囲気のものを選ぶと、バランスがとれて素敵です。黒留袖を着たときに、足元ばかりに注目がいってしまっては残念です。足元は見られていないようで、目立つ場所でもあります。

バランスがとれたコーディネートが一番オシャレに見える秘訣ですね♪

まとめ

まとめ

きものレンタル wargo は、京都をはじめ浅草・鎌倉・金沢・大阪・川越など人気観光地や駅近くに展開しています。「着物を着たい」という気持ちにお応えできるよう、たくさんの着物を取り扱っております。黒留袖は結婚式に相応しいおめでたい伝統的な柄や、最近人気のモダンな雰囲気の柄まで多数ご用意しております。

初めて黒留袖を着られる方にも安心して頂けるように、着物のコーディネートや柄の選び方など丁寧にアドバイスさせて頂きます♪

ご予算に応じて、お見積りをお出ししております。下見のご予約も随時受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。