夏の季節がやってきますね。浴衣を着る夏祭りや花火大会は、日本の風情を感じる素敵な時間ですが、慣れない草履や下駄で靴擦れに悩むことも少なくありません。楽しい時間を靴擦れでイベントを台無しにしないために、この記事では靴擦れ防止のコツや対策をご紹介いたします。浴衣を楽しむためのヒントをお届けしますので、ぜひ最後までご一読ください。
靴ずれの原因
■草履や下駄に使用する素材
草履や下駄は通常、木や硬いゴム、合成素材で作られています。これらは柔軟性に欠け、足に馴染むまで時間がかかります。特に鼻緒部分は布や革でできており、これが足の甲や指に強く当たり、摩擦が集中しやすくなります。更に、これらの素材は通常の靴に比べて通気性が悪く、汗をかくことで皮膚が柔らかくなり靴擦れが起こりやすくなってしまいます。
■サイズが合わない
草履や下駄で靴擦れが起こりやすい理由の一つに、自分の足のサイズと草履や下駄のサイズが合わないことがあげられます。草履や下駄は通常の靴と違い、足を完全に覆う構造ではなく、鼻緒で固定するため、サイズが合わないと足が前後に滑りやすくなります。そのため、足の甲や指が鼻緒に強く擦れ、摩擦が集中してしまいます。さらに、足が不安定な状態で歩行すると、特定の部位に過度な圧力がかかり、皮膚が傷つきやすくなりますので一層ひどい靴擦れを起こしてしまうのです。自分に適したサイズを選ぶことが、靴擦れ防止には非常に有効です。
■足の疲労
草履や下駄に履きなれている人は少なく、日ごろの歩き方が崩れ、偏った歩き方をしてしまう人も多くいらっしゃいます。しかも、これらの履物は足を固定する部分が限られており、長時間歩くと足の筋肉が疲労し易くなります。疲労によって足が前後に滑りやすくなり、鼻緒や硬い素材の部分と足の皮膚が強く擦れ合うことで摩擦が増加していきます。
靴擦れの防止方法
■試し履きをする
前述した通り、自分に適したサイズで、足に合う草履や下駄を選ぶことが重要です。
そうすることで、足にかかる負荷や摩擦を極力抑えることが可能になります。
ネット通販は安価ですが、事前に試し履きをすることができないので注意が必要です。可能であれば、事前に店舗に行って試し履きをすることをお勧めします。
■事前に下駄や草履の調整をしておく
靴擦れを防ぐためには使用する前に、下駄や草履の鼻緒を適切に調整することが重要です。まず、は鼻緒の長さを調整します。下駄や草履の台に取り付けられた鼻緒の根元部分を軽く引っ張り、自分の足にフィットするように調整します。鼻緒がきつすぎると圧迫されて足が擦れやすくなり、緩すぎると足が前後に滑って摩擦が起きてしまいます。事前に、適度な締まり具合に調整し、足が安定するようすることで摩擦を減少させることができます。
靴擦れしてしまった時の対処法
事前に予防をしても、靴擦れが起きてしまったときは落ち着いて対処しましょう。靴擦れが気になって仕方ない…という状態だけは避けたいですよね。
■傷に絆創膏を貼る
靴擦れすることも考えて、持ち歩いておきましょう。オススメは絆創膏を縦に半分切ってその二つをクロスして貼る方法です。 半分に切ることで通気性も上がるので、傷口がムレたりしないのでオおすすめです。クロスすることによって爪の先の取れやすい部分でも上にずれて取れる可能性が格段に下がります。
足元に近い部分なので、気づかないうちに泥はねしていたり、傷口に砂がついていることもあります。汚れが付着している状態で絆創膏をしてしまわないよう、必ず傷口を洗ってから絆創膏を貼りましょう。洗える場所がない場合はウェットティッシュなどで優しくふいてから処置してください。
■休憩と足を冷やす
靴擦れが発生した場合は、無理せずにすぐに休憩を取りましょう。可能であれば、足を冷やすとよいでしょう。患部に冷たいタオルや保冷剤を当てることで腫れを抑えて痛みを和らげることができます。いずれにせよ、無理に歩き続けることは避けて、足を休める時間を設けるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。靴擦れで、大切な一日が台無しになることのないように対策をしてみて下さいね!
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